研修では、解けない問題がある。

半世紀かけて磨かれてきた地図がある。BEM、HPI、Kirkpatrick。
先んじて取り組んできた現場で使われてきたこの地図を、
より多くの現場で使える形に、翻訳していきます。

中堅以上の伝統企業で組織を変えようとしているHR担当者へ。
ゼロから組織を設計するスタートアップ経営層へ。

こんな状況、ありませんか?

1研修を打っても、現場が変わった気がしない
21on1を導入したけど、雑談で終わっている
3バリューを策定したのに、誰も日常で使っていない
4上司は「もっと研修を」と言うが、本当の問題はそこじゃない気がする
これらは「研修不足」でも「個人の能力不足」でもありません。
組織の構造的な問題です。
構造には、構造を見るレンズが必要です。

このシリーズについて

ここで扱う考え方は、新しい発明ではありません。

BEM も HPI も、すでに半世紀の歴史がある、古典的な枠組みです。

先んじて取り組んできた一部の組織や実践者の間では、当然のように共有されています。

ただ、その地図が多くの現場に広がるまでには、もう少し時間がかかりそうです。


このシリーズは、組織開発の研究領域で磨かれてきた地図を、現場で使える形に翻訳していく試みです。

批判ではなく、次の段階への招待状として書いています。

POINT 1

研修業界が踏み込めない領域に切り込む

研修ベンダーには構造的に書きづらい内容を、独立した立場で書きます。

POINT 2

確立された枠組みで構造を解剖する

BEM・HPI・Kirkpatrick・Heifetz など、専門コミュニティで磨かれてきた地図を使います。

POINT 3

明日から社内で使える言語と図表

読むだけでなく、現場で武器として持ち帰れる構成にしています。

A社の物語 ─ このシリーズの登場人物

A社は、創業60年、従業員約450名の中堅BtoB製造業。


Bさんは、47歳のHR部長。3年前に外資系から転職してきた。

上司である生え抜きの役員は「もっと研修を増やしてほしい」と言う。

でもBさんには分かっている。問題は研修の量ではない、と。


このシリーズは、Bさんと一緒にA社の構造を診断していく物語として書かれています。

各記事は、Bさんとの打ち合わせの一場面から始まります。

A社中堅BtoB製造業 / 従業員 約450名 / 創業1965年(オーナー系2代目)/ 本社愛知県
BさんHR部長、47歳、3年前に外資系から転職、現場と経営の板挟み
Cさん現場マネジャー(40代)
Dさん古参のHR役員(Bさんの上司)

最新記事

第1回の記事は近日公開予定です。

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このシリーズで扱う4つのテーマ領域: 研修依存症 / 制度の儀式化 / バズワードの空転 / 構造の個人化 これらを、観察ベースで断続的に書き溜めていきます。

シリーズで使う4つの地図

BEM (Behavior Engineering Model)

1978年

組織のパフォーマンスを6つの構造で診断する枠組み。Gilbertが提唱。能力の前に、情報・資源・インセンティブの構造を見ます。

HPI (Human Performance Improvement)

ATD推奨

ATD(米 Association for Talent Development)が長年推奨してきた方法論。研修ありきではなく、原因分析から打ち手を組み立てます。

Kirkpatrickの4レベル

1959年

研修効果測定の業界標準。L3(行動変容)・L4(成果)まで測ることで、研修の本当の貢献度が見えます。

Heifetzの適応課題

ハーバード

技術的問題と適応課題を区別する理論。構造的変化が必要な問題に、技術的解決を当てない判断を可能にします。

4つとも、組織開発の専門コミュニティで長年磨かれてきた地図です。
シリーズではこれらを実務に翻訳しながら使います。

About

森本康仁(もりもと・やすひと)

ラーニングエクスペリエンスデザイナー&ファシリテーター / 組織開発コンサルタント

中堅以上の伝統企業や成長期スタートアップにおける、組織開発・研修設計・対話の場づくりを実践しています。

専門枠組み: HPI / BEM / Kirkpatrick / Heifetz / システム思考

認定: LEGO® SERIOUS PLAY® ファシリテーター / Democracy Fitness 認定トレーナー(デンマーク発)

主な実績: 中堅製造業のCHROインタビューに基づく組織診断、L&D責任者向けHPI研修設計、業界横断のバリュー策定ワークショップ など

一貫した関心は、「研修ではない問題を、研修で処理しないこと」「構造を見るレンズを、現場に渡すこと」

より詳しいプロフィール → メインサイト『きづきくみたて工房』 ↗

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結果を踏まえて、研修以外の打ち手を社内で提案する出発点として使えます。

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30分相談

自社の課題を、構造として整理してみませんか?

30分の壁打ちです。営業目的のお誘いはありません。
Bさんと同じ立場の方が、自分の組織を構造化するために使ってください。

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FAQ

Q1. 他の研修ベンダーとの違いは何ですか?
研修ベンダーと敵対する仕事ではありません。彼らがまだ扱っていない領域(研修以外の構造的介入)を補完する立場です。研修自体には十分な価値があり、それを生かすために、研修で解けない部分の地図を提供しています。
Q2. うちは中小企業ですが、対象になりますか?
規模よりも、「組織を構造として見たい」という意思を持っているかどうかが重要です。10名規模のスタートアップから数千名規模の大企業まで、これまで相談を受けています。
Q3. 30分相談は本当に無料ですか?
初回30分は完全に無料です。営業目的の押し売りはありません。継続的な伴走が必要な場合のみ、別途お見積もりを差し上げる形です。
Q4. 企業内研修としての発注はできますか?
はい、可能です。BEM/HPIの枠組みを使った研修設計支援、内製化支援、ワークショップや対話の場の設計など、ご相談に応じます。
Q5. 個人での問い合わせも可能ですか?
はい、独立コンサルや実践者の方からのご相談もお受けしています。
Q6. 診断シートは何度でも使えますか?
ダウンロード後は、社内の各部門での診断に何度でもお使いいただけます。
Q7. メルマガはいつでも解除できますか?
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