売上が減る前に、顧客が市場からいなくなる。いまの顧客の年齢構成と新規獲得のペースを入れると、何もしなかった場合に顧客基盤が半減する年が出ます。数字はどこにも送信されません。
比率は自動で正規化されます(合計100%)。おおよその感覚で構いません。
⚠ 新規顧客の年齢層が市場退出年齢以上のため、新規流入はゼロとして計算されています。
いま設定されている市場退出年齢より下の年齢帯に、顧客が1人もいない状態です。計算上「現在の顧客は全員すでに市場から退出している」ことになるため、グラフは新規流入の分しか描かれません。年齢構成のスライダーか、市場退出年齢の設定を見直してみてください。
顧客数が半分になる線(半減ライン)を割る年に、縦の点線が立ちます。
上のグラフでスライダーをいくら動かしても分かる通り、新規獲得を少し増やす程度では傾きは変わりません。顧客基盤の高齢化は「もっと頑張る」で解ける技術的問題ではなく、誰に何を売る事業なのかを問い直す適応課題(正解を当てはめれば済む問題ではなく、関わる人の考え方そのものが変わらないと解けない課題)です。解除の型は3つ──①次の世代が入ってくる入口を別チャネルで作る、②縮む客数を一人あたりの関係の深さで補う、③顧客が退出する前に、事業そのものの定義を変える。どれも組織の中の対話なしには始まりません。
※ 簡易コホートモデル(同じ年に生まれた集団を、1年ずつ歳を取らせながら数えていく簡易的な計算方法)による試算です。年齢帯別の年間死亡率(日本の生命表の近似値)と設定した市場退出年齢をもとに、既存顧客を1年ずつ加齢させて計算しています。実際の顧客動態(解約・休眠・紹介等)は反映していません。意思決定の出発点としてお使いください。