資格を取ることでも、転職サイトに登録することでもありません。スキルを磨くのは、いわば商品開発。しかし事業は、商品だけでは成立しません。より良い契約を獲得するには、交渉し、提案し、関係者を巻き込む必要があります。
世の中のキャリア開発の多くは、キャリア理論をベースにした「自己分析」でできています。それは大切ですし、本やAIでもある程度たどり着けます。けれど、自己分析はあくまで「どこへ行くか」を決める地図。地図を持っていても、走る力がなければ、行った先で成果は出ません。
転職しても、会社に残っても、最後にものを言うのは「入った先で成果を出し、それを市場価値に変える力」=エンプロイアビリティです。これは自己分析ではなく、自分を一つの事業として動かす事業開発的なものの見方から育ちます。ここが、このプログラムがふつうのキャリア支援と決定的に違うところです。
GENERAL CAREER DEV
世間のキャリア開発
キャリア理論と自己分析で「どこへ行くか」を決める。方向は見えるが、行った先で意見を通し、成果を出す力までは扱わない。
— 地図をつくって、終わり。
OUR APPROACH
きづきくみたてのキャリア開発
方向を決めたうえで、行った先で成果を出し、望む役割と条件を勝ち取る力=エンプロイアビリティまで鍛える。
— 地図をつくって、走り切るまで。
このプログラムは、単発の手法ではありません。失敗を最小化しながら、市場価値を上げ続けるための、5つの層でできた一つの体系です。デモクラシーフィットネスは、その体系を現場で動かすための「実装手段」として位置づいています。
STRATEGY — 全体の構え
無敗キャリア戦略
一発逆転を狙わない。ポータブルスキルとセーフティネットを備え、どんな環境変化でも「負けない」ようにキャリアを設計する。
FOUNDATION — 土台
心理的資本(HERO)
Hope(希望)・Efficacy(自己効力感)・Resilience(レジリエンス)・Optimism(楽観性)。折れずに動き続けるための、心のエンジン。
ルーサンス(フレッド・ルーサンス/ネブラスカ大学教授。組織行動論の研究者)が2000年代に提唱した考え方。知識や技能とは別に、心の状態そのものを「鍛えられる資本」として捉えます。
ENGINE — 差別化の核
価値創造のサイクル=エンプロイアビリティ
自分のスキルを高め、成果に変え、市場価値へと転換する。この「翻訳と交渉」の工程こそ、ふつうのキャリア理論が扱わない主戦場です。
| 事業開発の視点 | あなたのキャリアでは |
|---|---|
| 顧客 | 上司・他部門・市場・採用担当 |
| 提供価値 | 自分が出す成果 / 解決する課題 |
| 営業・交渉 | 評価面談・企画通し・条件交渉 |
| 事業計画 | キャリアの軸と打ち手 |
| 検証・ピボット | 小さく試して、振り返って修正する |
METHOD — 実装手段
デモクラシーフィットネス
サイクルを回すには、提案し・交渉し・巻き込む対人筋が要る。デンマーク発の筋トレで、その実装力を反復して鍛える。
MEANING — 何のために
第3の時間 × DIE WITH ZERO
仕事でも家庭でもない「第3の時間」で立ち止まり、内省する。そして稼ぐこと自体を目的にせず、人生の充実に投資する——80歳まで続く探究の道として。
『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス著、2020年)は、お金を貯めることではなく「いつ、何に使うか」を人生の設計問題として扱った本。同じ1万円でも、使う時期によって得られる経験の価値は変わる、という視点です。
当てはまるものをタップしてください。
言わなかった提案は、誰の記憶にも残りません。飲み込むたびに、「自分」という事業は、商談の機会をひとつ失っている。それが積み重なると、任される仕事も、声のかかる場も、静かに狭くなっていきます。
「自分の意見を持つ」「異論があるときに伝える」「対立を恐れず落とし所を探る」——これらは、民主主義に参加するための筋肉と、まったく同じ筋肉です。だから、キャリアの悩みは筋トレで解決できる。
転職は「新しい契約の獲得」。
残留は「既存契約の再交渉」。
どちらを選んでも、使う筋肉は同じ。
キャリアの選択肢を増やすのは情報ではなく、声を出せる身体です。
そもそも自分の意見がない
意見を育てる筋肉
CAREER SCENEキャリア面談 / 転職の軸づくり / 自己分析
会議で意見を飲み込んでしまう
主張する筋肉
CAREER SCENE企画会議 / 評価面談 / 昇進アピール
聞いているようで、聞けていない
傾聴する筋肉
CAREER SCENE1on1 / 顧客理解 / チームマネジメント
反対されると引いてしまう
対立を扱う筋肉
CAREER SCENE上司との折衝 / 部門間調整
平行線のまま、落とし所を作れない
妥協点を見出す筋肉
CAREER SCENE条件交渉 / オファー交渉 / 合意形成
言い出す勇気が出ない
勇気の筋肉
CAREER SCENE異動希望 / 昇給交渉 / 退職の切り出し
※ デモクラシーフィットネスは約30分×1筋肉のトレーニングで構成されます。プログラムではキャリア文脈に合わせて筋肉を選定します。
FOR INDIVIDUALS — PERSONAL SUPPORT
「自分」という事業の経営を、一人で抱えないための個別サポートです。まだ言葉になっていない意見を、企業側から求められる人材としての表現に翻訳するところまで伴走します。自分という商品の、営業資料と商談設計です。はじめての方も、体験会・合宿の参加者も歓迎。トレーニングと並行しても構いません。
FREE TOOL
KIT
作戦を立てたら、あとは反復です。使うのは、デンマーク発のデモクラシーフィットネス(民主主義の筋トレ)。職場の利害から離れた場所で、実際に声を出して練習します。
FOR BEGINNERS
INTENSIVE CAMP
デンマーク発のデモクラシーフィットネスは、知識ではなく「筋肉」を鍛えるメソッド。短時間・高頻度の実践トレーニングで、行動が変わります。
従来のキャリア研修は棚卸しで止まりがち。このプログラムは、棚卸しした想いを「声に出して、通す」ところまでを射程にします。
本を読んでも、意見を飲み込む癖は直りません。筋トレに負荷が必要なように、対人筋には「生身の相手」が必要。だからこそ、職場の利害から離れた練習場を用意しました。
森本 康仁
きづきくみたて工房 代表 / デモクラシーフィットネス認定トレーナー
元小学校教員(9年)。人材開発・組織開発コンサルタントとして、HPI/BEMに基づくパフォーマンス改善、企業研修、ファシリテーションに従事。デンマークの認定を受けたデモクラシーフィットネストレーナーとして、東京・大阪・名古屋・福岡など各地でトレーニングを実施。
DEMOCRACY FITNESS × CAREER
きづきくみたて工房 | kizukikumitate.com | y.morimoto@kizukikumitate.com