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昇給交渉しない計算機

昇給や年収の交渉は、たった30分の気まずい対話です。でも先延ばしにすると、その差額は以後のすべての昇給・賞与の「元本」に組み込まれ、複利で雪だるま式に開いていきます。定年までの期待損失を計算します。

そして給料交渉は、単なるお金の話ではありません。「自分」という価値を労働市場に差し出し、会社とwin-winの関係を結ぶ——自立した社会人として当たり前の状態に立つための、大きな第一歩です。

あなたの条件

65歳まで働く前提で計算します
評価面談・転職オファーでの上乗せ要求。5%は控えめな相場
米調査では「求めた人」の82%が何らかの昇給を得ている
交渉してもしなくても毎年かかる自然な伸び (2025年春闘は5.25%)
今回だけ / 3年ごと / 毎年 (累計プレミアムは+30%で頭打ちと仮定)

同業の相場と比べる

doda「平均年収ランキング2025」(2024年9月〜2025年8月調査) のスナップショット

交渉の材料を組み立てる

材料 0個 → 通る確率の目安 30%

※ 各材料の加点幅は当工房の経験則にもとづく目安であり、調査に基づく確率ではありません。「材料が多いほど通りやすい」という順番を掴むために使ってください。

先延ばしの値段 (65歳までの期待損失)

簡易試算
最初の1年の差はたった
10年後の年収差
交渉時間の時給換算

累積収入の比較 (期待値)

交渉しない
交渉する
表で見る
年齢交渉しない (累積)交渉する (累積)差額

この結果をもとに考えてみる

さらに踏み込みたい人へ

計算で「損失」が見えたら、次は行動です。昇給交渉キットには、動ける心をつくるマインドセット編・日本の事例集・上司に渡すワンページャーが入っています。1対1で伴走してほしい方には、個人向けキャリア開発。「『自分』という事業の経営」として、意見を持ち・伝え・巻き込む“対人筋”を反復トレーニングし、実際に「上げられる状態」を一緒に作ります。

昇給交渉キットを見る → 個人向けキャリア開発を見る →
計算モデルと出典 (係数の根拠)

両シナリオとも年収はベース昇給率で毎年伸びます。交渉シナリオでは、交渉のたびに 上げ幅 × 通る確率 の期待値プレミアムが年収に乗り、以後のすべての昇給の元本になります (これが複利の正体です)。市場価値を無限に超えては上げられないため、累計プレミアムは+30%で頭打ちにしています。

  • 初任給交渉の生涯価値 — Babcock & Laschever (カーネギーメロン大)の試算では、最初の給与交渉をしないと60歳までに50万ドル以上を失う。
  • 「求めれば通る」率 — LendingTree調査(2024)では、直近1年に昇給を求めた労働者の82%が何らかの昇給を獲得。「交渉は危険」という直感は過大評価されがち。
  • ベース昇給率 — 連合の2025年春闘最終集計は5.25% (定昇込み・34年ぶり高水準)。本ツールの初期値2%は定昇のみの保守的な想定。

出典: Babcock & Laschever, Women Don't Ask / LendingTree Pay Raise Survey 2024 / JILPT 2025春闘 賃上げ状況 / doda 平均年収ランキング2025 (職種別)

相場比較の年収データはdoda 2025年版 (2024年9月〜2025年8月調査) のスナップショットで、自動更新はされません。「*」付きの職種は年代別データが公開されていないため、職種平均に全体の年代カーブを掛けた推定値です。青い帯 (平均±15%) は分布の実測ではなく目安表示です。

このモデルは期待値の思考実験です。実際の交渉結果は業界・企業の賃金制度・タイミング・交渉の質に依存し、複利が同じ率で続く保証もありません。数字の絶対値より「構造」— 早いほど効く、先延ばしの損失は見えないだけで大きい — を掴むために使ってください。

この計算機は「未来のリスク計算機」シリーズの1本です。前提・出典・免責の考え方はシリーズ共通のページにまとめています。

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© きづきくみたて工房(著者情報:事実の台帳)|本ツールは CC BY-NC-SA 4.0 で提供。商用利用のご相談は別途ライセンスにて。前提・出典・免責の詳細は 未来のリスク計算機について にまとめています。

⚠️ このツールは教育目的の思考実験であり、キャリア・財務のアドバイスではありません。実際の交渉判断は、ご自身の状況・組織の制度・信頼できる相談相手の意見も踏まえて行ってください。